運送業コンプライアンスの重要性

 運送業は、様々な法令によってその事業内容が定義・規制されています。また、大型車を一般道で運行することから、社会的な安全に対する要請も非常に大きいものがあります。これは、運送業者自身だけでなく荷主企業にも大きな社会的責任となっています。貨物自動車運送事業法を始めとして、運行管理関係法令、道路交通関係法令、労働関係法令を中心として、法令準拠していかなければなりません。また、日常の運行管理関係の実施状況は、適正化事業機関から定期的、事故後などに厳しい監査が実施されています。トラック1台当 たり年間で平均3万キロ以上を走行しているため、事故はある意味避けられないと考えて、その事故を最小にするための努力をどのように実施しているかが問われています。

 

コンプライアンス体制の整備支援

 コンプライアンス体制とは、社員全員で作り上げるものです。そのためには、トップを中心として全社員の意識を改革し、コンプライアンスは事業の基盤でもあるとの考えに変えていかなければなりません。日頃、事業者会合などで繰り返し聞かされているトップや運行管理者は理解していても、ドライバーや事務スタッフにもその考えが浸透していなければ、全社員の日常行動には表れません。近代経営システム研究所は、コンプライアンス実施状況の調査、課題の提起、改善状況の評価を通じて、全社のコンプライアンス体制の整備を支援します。

コンプライアンス支援サービスの導入

 近代経営システム研究所は、アルコールチェッカー、IT点呼、乗務日報管理など、コンプライアンス体制を強化するための様々なサービスの導入を支援しています。機器の選定、導入計画の立案、コスト対効果の試算、活用度の評価など、コンプライアンスを効果的に根付かせるための支援サービスをお手伝いします。