SDGsへの取組

1.基本姿勢

近代経営システム研究所は、経営コンサルティングを生業としています。SDGsについては、コンサルタント自身がSDGsについて学び、その必要性を認識し、個人としての取組を行うことを始めます。その上で、顧問先に対してのSDGsに関する情報提供、問題提起、経営へのSDGs施策の取組を進めていきます。

2.近代経営システム研究所としての目標

SDGsの17の目標のうち、特に次の4項目から取組んでいきます。

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進す

世界のどの国のどの地域で、どんな状況が起きているのかを知り、貢献方法について考え、行動していきます。もちろん、日本においても、労働環境、生活環境、家族関係、健康状態の変化から、健康的な生活が脅かされている人々がいます。そうした人たちがどんな理由で、そのような状態から抜け出せないかを知り、直接的・間接的に、どのような貢献ができるのかを考えていきます。

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

ウクライナ戦争に端を発した世界のエネルギー問題は、どの国においてもこの問題が他人事でないことを生活の中で、痛感しています。近代経営システム研究所では、物流企業へのコンサルティングの機会が多く、太陽光発電について集中的に研究し、その普及に尽力してきました。今後も直接的・間接的に、自然エネルギー活用を進めていきます。

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

日本では、労働人口の減少フェーズに突入しました。特に物流企業では、労働条件や企業規模の格差などから、危機的な状況を迎えています。コロナ以前から、ネット流通の飛躍的な拡大から、物流サプライチェーンの構造が変わってきています。物流プロセスにおいて、リーダーシップを取る立場の企業、人を通じて、労働環境の改善、人の働き方の変革を推進していきます。

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

日本においても、気候変動を体感し、過去に例を見ない都市圏での河川氾濫や、台風被害を経験しています。近代経営システム研究所の顧問先においても、事業継続に影響のある現象を一部体験してきています。気候変動に対する情報取得の方法、非常事態に対処するための物理的対策、人的災害対策などを講じる方法について、積極的に研究し、発信し、改善を提案していきます。

3.一般社団法人SDGs活動支援センターへの加入

研究・情報収集のために一般社団法人SDGs活動支援センターに一般会員Bとして加入し、情報収集、研究をしていきます。